漫画風夏を読んだの感想(ネタバレあり)


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久しぶりにこんなに感動された。

ヤバい作品ですね、良い意味で。

鬱、泣き、燃え、とにかく読者の感情を翻弄する、オルタかよお前。

序盤は主人公優くんとヒロインの秋月風夏(以下風夏)と小雪の三角関係の恋愛ものかつバンド要素だが、

5巻からまさか名前が作品タイトルとなったヒロイン、風夏が死亡、作品は恋愛ものからバンドものになった。鬱、泣き、燃え三要素もここから。

そしてこの三要素は第8卷で爆発、もう情緒を整理しないと次のページに進めないぐらいやばい。

5巻の後読みながらどうしてもアニメボンバーマンジェッターズを思え出す、まあわかる人はわかるだろう、簡単に言えば両方も主人公が大事な人の死と向き合え、成長するの感動もの。

 

 

6卷から第二の風夏、碧井風夏(区別で以下碧井)が登場。

そこはこの作品のも一つの凄い所、

風夏は全20卷の中4巻ぐらいの出番しかない、

9巻からメインヒロインは一応風夏から碧井に交代、

それでも結局メインヒロインは交代していないな感じ、やはりタイトルの風夏は秋月風夏のこと。

風夏のオーラ強すぎ…まあ連載直撃の読者は違う感覚があるかも…

 

気に入ったキャラについて、

優くん:

主人公の名を恥じないぐらいの成長。碧井は名前的二代目風夏けど、行動的二代目風夏は優くんだろう、特に時々ぶっ飛んだ提案を出すのは風夏ぽい。

風夏:

優の(もと)恋人で永遠のヒロイン、と言うより真の主人公。出番が少ないけど全作一番重要かつ影響が強いキャラ。

前作"涼風"の主人公とヒロインの娘でもあり、前作読者は彼女の死についてかなり不満そう…

ボンバーマンジェッターズのマイティ的なポジション。

碧井:

二代目風夏けど、メインヒロインと言うのはちょっと違うな…みたいな感じ。ボンバーマンジェッターズのゼロ的ポジション?

優の二代目恋人だが、恋愛色が強いエピソードより、優が風夏の死を乗り越え、前に進むのエピソードな感じ。ある意味不遇?

優と付き合うから日夜優くんにムラムラする、全裸シーンも多い、銀魂の近藤かよお前?(笑)

小雪:

優の幼馴染み、人気アイドル、二回の三角関係も敗北、恋愛要素重視な読者としては不遇すぎる可哀想な娘。

ポジションも序盤二人目のヒロインからいつの間にライバル的なポジションになった、出番も減らした…

でも終盤めっちゃかっこいい、個人的かなり好き。

大打撃を受けた後引退、仮面をかぶで活躍、そして強く、かっこよくなっで再び小雪として活動、まるでガンダムから出るキャラ(笑)。

 

 

あとは風夏が死んだ後、サビースシーンが明らかに増えた、乳首も解禁。やっぱり風夏を殺したの謝罪かな?